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トップページ > HASSY局長 > バリアフリーシンポジウム&セミナー+バリアフリー視察旅行 in 沖縄

【番外編】 バリアフリーシンポジウム&セミナー+バリアフリー視察旅行 in 沖縄

おでかけ場所 沖縄県(本島・石垣島・宮古島・竹富島)  おでかけ日 2006/1/29〜2/1

 
3泊4日の沖縄めぐり


沖縄(石垣島・宮古島)で「バリアフリーシンポジウム&セミナー」の基調講演をHASSY局長が行うと聞き、「一緒に行きたい!」とゆってみたところ、なんとOK。ゆってみるもんですね〜そこで今回は同行者の私がこのレポートを書かせていただきます。体験したこと、感じたこと、バリアフリーのことetc...書き綴っていたら、長文になってしまいました。

離島はバリアだらけだというイメージないですか?それがそんなことないんですよ。興味のある方!ぜひこの超長文読んでください(^^)

まずは自己紹介をしておきます…実は伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの元スタッフで、今もこのホームページ制作には携わっております。普段は松葉杖で生活してるけど、長距離が歩けないのと大きな荷物を持って歩くのが難しいので、このたびでは車椅子で行くことに…。
 
1日目 沖縄本島上陸!


1.津なぎさまちから船で中部国際空港セントレアへ

津なぎさまちは伊勢から車で約1時間。セントレアまでは船で約40分。船はバリアフリーなので伊勢志摩からセントレアへいくにはこの交通手段で行くのが楽チンですよ♪

なぎさまち駐車場は第一駐車場と第二駐車場があり、第二駐車場からは港まで無料送迎バスがでています。ただし、このバスは車椅子では乗降がきびしいらしいので、第一駐車場が満車であっても、障害者手帳を入口で提示すると障害者用駐車場に案内してくれます。

船への乗降口はスロープで、船内も車椅子用座席が用意されており、座席の前が広いスペースになってるんです。船のスタッフもスムーズに対応してくれたし、こんなに快適だとは思ってなかったです。しかも、必ずといっていいほど船酔いする私が今回は帰りも含めて酔わなかったんですよね。


2.中部国際空港セントレア

中部国際空港セントレアでHASSY局長が打ち合わせがあるということで、私も同席してしまいました。場所はセントレア4階の「クイーン・アリス アクア」というカフェレストラン。スロープで一部の席までは楽に入れます。ただバイキングの場合、段差をこえたところに料理があったんで、スタッフの方にヘルプしてもらうとよいでしょう!なんといっても壁一面がガラス張りで開放的なレストランでした。


この期間中、TOYOTAの「i-unit」が展示されてたんで記念撮影。そう!愛地球博で話題になっていた乗り物!これってもっと進化すれば、車椅子の未来型なのかなぁって。


「クイーン・アリス アクア」
打ち合わせ中

「クイーン・アリス アクア」
スタッフの方
丁寧に対応してくれました

TOYOTA「i-unit」
の前で記念写真


3.ANAで那覇空港へ

ANAには体が不自由な方に「ANAスカイアシスト」というサービスがあり、ここで予約から到着までのサポートをしていただけるとのこと。チェックインカウンターも専用で設けられています。

今回は自分の車椅子を機内に乗り込む前まで使用し、そこから機内専用車椅子へ乗り換え座席へ。この機内用車椅子にはちょっとびっくり!狭い通路を通れるよう、大きなタイヤがはずれたり、ひじかけを後ろへ折りたたみ、コンパクトになったりするんです。

いよいよ離陸、那覇空港へ…。どうでもいいことですが…HASSY局長はかなり飛行機に弱いらしい。今回は4日間毎日(計5便)飛行機での移動でした(^_^;)お疲れ様。



ANAスカイアシスト

ボーディングブリッジの手前

航空会社の車椅子
大きなタイヤは直ぐに着脱できる


4.旧正月と沖縄料理

沖縄とにかくあったかいです。桜も咲いてました。沖縄の桜って色が濃いんですね。しかも花びらがヒラヒラと散るんじゃなくて、花ごとボタッって落ちるそうです。私たちは桜が咲く頃あたたかくなってきたなぁって思うけど、沖縄の人は桜が咲くと寒くなったなぁって思うんだって。

そしてこの日は旧正月。沖縄では一部の方は今も旧正月を祝うそうです。HASSY局長が数年前にお世話になったという方のお家へご一緒させていただきました。そこでなんと旧正月をお祝いしているところに連れていってもらい、ごはんをご馳走に。正月料理といっても沖縄には雑煮はないそうです。赤米、中味汁、カタハランブー(揚げ物)をいただきました。(赤米と中味汁は祝い事でなくてもいつも食べているらしい)沖縄の人ってフレンドリーっていうかオープンっていうか・・・親族でお祝いしてる中にいきなりおじゃましても大歓迎してくれるんですよ。とっても嬉しかったです。

その後「甚平」という居酒屋さんへ。普段は車の運転のこと考えて、飲まなかったりするんだけど、ここぞとばかりに泡盛飲みまくり。この居酒屋さんバリアフリーってわけじゃないけどみんなのサポートで楽しい気分で過ごせました。



沖縄旧正月にご馳走になった
赤米・中味汁・カタハランブー

那覇の居酒屋「甚平」
ヒラヤーチ(沖縄風お好み焼)
 


5.ロイネットホテル那覇久茂地

1日目は那覇の「ロイネットホテル那覇久茂地」のバリアフリールームへ宿泊。バリアフリールームの場所は非常口の近くなんだけど、エレベーターからは一番遠い位置なんだよね…。杖の方はエレベーター近くのほうがいいなぁって思うかもしれませんね。

客室入ってすぐの通路幅はドア幅の倍くらいのスペースがあるんです。これって、HASSY局長に指摘されるまでなんにも気づかなかったんだけど、このスペースがあることでドアを全開にしなくても車椅子幅だけ開ければいいから楽なんです。

ユニットバスは広めです。入口引き戸は軽く、鍵も軽い。車椅子のまま入れます。浴槽壁側にT字の手すりがあるのを見て、またまたHASSY局長が一言。その手すりのたて部分にシャワーホルダーつけたら楽じゃない?って。確かに!シャワーホルダーって高い位置にあることがほとんどなんですよね。座ったままで届く高さにないと困ってしまいます…。


バリアフリールーム

ユニットバス

客室入口
 
2日目 石垣島でHASSY局長の基調講演


1.那覇空港までモノレールで

ちょっとした段差?でもひっかかる
昨日は空港からホテルまでタクシーだったけど、今朝はゆいレール(モノレール)で行くことに…。日本交通公社の高崎さんが移動のときは案内してくれることになっていたので、迷わず駅まで行けました。ホテルから駅までの歩道はけっこうガタガタ…木の根っこが盛り上がってたりするんですよね。車椅子に慣れていないせいでもあるけど、横断歩道のちょっとしたところ(一見平らにみえるとこ)でも車椅子ってひっかかる。思っているより大変です。

モノレールのホームはすべて柵があるので安全です。車椅子の方は電車への乗り込む位置が決まってるんですよ。ちゃんと車椅子マーク表示されています。そこで、駅員さんがドアの横につき、リモコンでピッとするとスロープがつくられるんです。だからもちろん降りるときにもピッとしてもらわないといけないんで、切符買ったときにちゃんと行き先をつたえておかなくてはいけません。

それと、身障者手帳持ってる方は割引があり半額で乗車できます。切符は子供料金を買って、改札で手帳を掲示してください。


今はスロープじゃないけど→

ピッとするとこのとおり


2.JALで那覇から石垣島へ

那覇から石垣島へは飛行機で約1時間。この日はJALを利用。ここにも「スマイルサポート」というカウンターがあり、体の不自由な方へのサポートを行ってくれる。


JAL「スマイルサポート」

手前にタラップ、後方に「力くん」
 

那覇空港ではボーディングブリッジで搭乗できたんだけど、石垣空港ではタラップで降り、バスにのるらしい。そこで、車椅子の方専用の「力くん」というリフトが用意されていました。トラックにコンテナのようなリフトがくっついている。トラックなのでそのまま空港内にいくこともできるんです。ここでは1日約10回「力くん」が活躍しているそうですよ。


「力くん」のリフト内

「力くん」で降りています
 



3.八重山市庁舎でバリアフリーシンポジウム&セミナー

バリアフリーシンポジウム&セミナーは沖縄県観光バリアフリー化推進事業の一環です。石垣市のほか宮古島市、名護市、那覇市でも行われる予定になっており、HASSY局長は石垣市と宮古島市で基調講演を行うことになっていました。テーマは「当事者本意のバリアフリー化とは?〜伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの取り組み〜」です。伊勢志摩バリアフリーツアーセンターをはじめるきっかけや経緯、体験したことやこれからは観光バリアフリーへの取り組みが不可欠になることなどなど…約2時間講演されました。

参加者は主に地元の観光に携わる方々。沖縄の離島でも今後増える高齢者や障害者のため、観光バリアフリーへの取り組みが進められていることをはじめて知りました。こういった取り組みが全国各地で行われていると思うと、今後の展開が楽しみです。


HASSY局長講演中

参加者の皆さん
 


4.会食 in 島料理の店 南の島

夜は関係者の方々との会食。「島料理の店 南の島」さんへ。ここは料理も美味しかったけど、お店の方が本当によくしてくださって、それが一番嬉しかったですね。バリアフリーではないけど、石垣へきたらここはぜひ行ってみてね〜!車椅子ランナーの方たちも合宿で訪れるときによく利用されるっていってたし、それに有名なお店なんでしょうね、芸能人の色紙もいっぱい飾ってありました。


HASSY局長(右)と
日本交通公社の相道さん(左)

店内はこんな感じ
入口にはちょっと段差あり
 


5.スリープイン石垣島

コルクボードに貸出品
2日目はスリープイン石垣島。このホテルロビーに「貸出品」グッズがコルクボードで紹介されていました。これってわかりやすくていいですよね〜。

ここでも、バリアフリールームの客室ありましたよ!客室はそれほど広くはないんだけど、お風呂&トイレ(同室)はめちゃめちゃ広い!

そして!お風呂はかなり衝撃でしたね〜。浴槽めちゃくちゃ広い(3人くらい入れそう)!しかも深い!!広いのはいいんですが、深すぎだと・・・たしか65cmくらいだったかなぁ。浴槽横に座るスペースもあるし、手すりもついてるし、タオル置きも低い位置にあるし、シャワーチェアーまである。これでもう少し浅かったらゆうことないのになぁと。風呂にははいれましたが、お湯ためるのにけっこうな時間がかかってしまった…。あと笑えたのがシャワーカーテンが短くて…あまり役割をはたしていなかったような…。


バリアフリールーム

衝撃風呂!?

シャワーチェアーを
入れた写真なら
深さがわかりやすいかなぁ?
 
3日目 石垣島をバリアフリー観光バスで周遊&竹富島の水牛体験

3日目は、平田観光さんにセッティングしていただき、竹富島の水牛ツアーとバリアフリーバスでの石垣島周遊を体験しました。


1.石垣島〜竹富島への定期船

石垣島周辺の島々の港は浮き桟橋になっているらしく、またこの定期船もバリアフリーな船が数隻あるということで、視察をかねて体験してきました。目的地は竹富島。行きはバリアフリー船、帰りは通常の船にのり比べてみることに。

まずは、バリアフリー船。乗船口にはスロープが取り付けられ、船内に誘導ブロック、それと…車椅子の方用の個室?があるのには驚いた。もちろん同乗者の方のために座席もあります。通常の座席も通路幅が広いので利用できました。でもデッキにでようとしてみたところ、残念ながら幅が狭くてがっかり…と思ってたけど、いざ走り出したら結構なスピード…デッキにいたら水かぶりまくります。

もうひとつ残念なことが…車椅子用トイレもあるんだけど、入口にゴミ箱が置かれていたんです…。竹富島まで約10分だからあまり入る人はいないのかなぁ。しかもトイレのドアが壊れてて閉まらない。今回これに気づいて直してくれているとうれしいんですが。


段差もなくスムーズに乗船

船内には点字ブロックも
 

車椅子用スペース

正面の車椅子マーク扉向こうが
左の写真、その左の扉がトイレ
(ドア半分開いてる…)
 

帰りは通常の船。乗船口はこんな感じ。船員さんたちがお手伝いしてくれます。


通常の船にもこんなスロープで
少しでも段差が解消されてます

段差を手伝ってもらっていまーす
 


2.竹富島の水牛ツアー体験

いよいよ竹富島で水牛に!!港まで送迎バスがあるんですが、これはさすがにリフト付ではありません。普通のワンボックスカーです。周りの方のサポートでなんとか乗れました。

水牛への乗り降りも大変でしたが、これもまた周りの方のおかげでなんとか無事に。以前車椅子の方が体験されたときは車椅子のまま真ん中に乗り込んだそうです。水牛に乗ったときにはパラパラと雨が降ってましたが、すぐに晴れてきました。


ツアーの送迎バス

これに乗ります(^^)

段差がちょっときびいしいか…

竹富島の街並み、これがまた素敵なんですよ〜。赤い瓦の屋根が並んでいて「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されているそうです。ほとんどの家の屋根にシーサーがのってたり、地面もアスファルトじゃなくて白い砂地だったり、珊瑚の岩で作られた石垣だったり、その石垣に赤い花が咲いてたりと…感激しました〜。もちろんその歴史や文化が感じられるこの街には普通に生活している人がいるんですよね。私にとっては決して快適な暮らしができるわけではないんですが…惹きつけられましたね〜。

水牛ツアーを案内してくれるお兄さんのおかげでさらに楽しめたっていうのがありますね。案内するところなんて実はあまりないのかもしれませんが、住宅地をまわるわけなんで…でもここのおばあさんはこの島最高齢で…とか、ここは島唯一の幼稚園で何人通ってるとか、その辺歩いている人を第一島民発見なんていいながら…歌うたったり三味線弾いたり。

水牛ともばっちり記念写真をとりました。花つけてるけどオスらしいです。



平田観光の松井さんと

赤い瓦屋根にはシーサーが
 

笠をかぶっているのが
水牛ツアーのお兄さん

水牛の○○くんと記念写真
(名前忘れた…)
 


3.平田観光さんの車いすが8台も乗れるバリアフリー観光バス

この日は竹富島の水牛ツアーを含めて、お世話になっているのが平田観光さん。この平田観光さんには車椅子8台が乗れる大型観光バスがあります。試乗して感想を聞かせて欲しいとのことで、HASSY局長と二人で大型バスを貸しきっての石垣島周遊。しかも、芸達者なバスガイドさん付!三線や唄でいっそう島の気分を味わえることができました。

まず、この観光バス8台も車椅子が乗れるんです。座席が自由に取り外せるので、要望により座席を準備してくれるそうです。片側だけ座席を外すとかできるんで、座席への移乗もし易いと思いますよ。そして、このバスの真ん中あたりについているリフト思っていたより早くて快適です。振動はほとんどありません。

そして、この平田観光さんのバスの運転手さん、ガイドさん、案内してくれた松井さんはサービス介助士の資格をもっているそうです。


バスの真ん中に
リフトがついてまーす

振動もなく快適♪

車椅子を固定してもらっています


4.八重山民俗園

八重山の文化と歴史を見て体験できるテーマパーク「八重山民俗園」。園内には昔島人が住んでいた住居がそのまま保存されていました。また、リスザルの森というエリアがあり、ひとなつっこいリスザルと触れ合うこともできますよ〜。

車椅子用トイレも園内にはあります。園内はガタガタしてる部分もあるけど、舗装されている部分がほとんどなので、車椅子でまわることもできました。


八重山民俗園

リスザルの森で
 

民俗衣装を着た
お兄さんに案内してもらいました

これ実は車椅子用トイレ
周りに溶け込んでるでしょ
 


平田観光の奥平さんともここで合流し、お昼はここの食堂でいただきました。


平田観光の奥平さん

お昼ごはん!真ん中のが
沖縄の県魚グルクンのから揚げ
 

そうそう、バスに戻ったとき、他の観光バスのガイドさんや運転手さんが、リフトの試乗をしていました。石垣ではリフト付はこのバスだけということなので、めずらしいかったんでしょうね。興味津々でバスの周りに集まってましたよ。


5.川平湾(かびらわん)

日本百景にも選ばれているという、エメラルドグリーンの海。走るバスから眺めてました。ほんとに泳ぎたくなるようなきれいな海なんですが、遊泳は禁止されているそう…潮の流れが速いんだって。残念…。


バスの中から
   


6.玉取崎展望台

ここからは、太平洋と東シナ海が見れるんです。展望台まではちょっと坂が続いて、急な部分もあるので車椅子の方は自力では難しいけど、スロープで展望台まで行けます。展望台まではハイビスカスが咲いてるし、おすすめの景観スポットです。

ほんとはこの後にも観光スポットをご案内していただけることになってたんですが、残念ながら飛行機の時間に間に合わないといけないので、空港まで送っていただき、そこで平田観光さんとはお別れに…。皆さんほんとにありがとうございました。そしてこの後宮古島へ。


急な坂がありまーす

バックは確か太平洋…
 


7.会食 in 沖縄料理と三線ライブの「郷家 ごーや」

この日の夜も会食。三線ライブが毎夜あり、お客も踊り、賑やかなお店です。これが沖縄人かぁ〜とうらやましくもなりました。みんな楽しそうに踊ってるんだもん。

前日、前々日と泡盛を飲みまくったため、さすがにこの日はやめときました・・・。それにしてもみんな強い・・・伊勢では考えられません。 ここ宮古島には「おとーり」という泡盛の飲み方があるらしい。まず、ピッチャーに水割りを作っておいて、順番にひとつのグラスを1人1杯のみほしていく…というのをエンドレスに…。これって昔、お酒が貴重品だった頃に平等に分け合うために始まったそうです。


小さいのに三線弾けるんです…
すごいよね

この牛美味しかった
 


8.サンエーで沖縄の味を買いまくり…

お土産を買いたかったけど、なかなか時間が取れない…。それで、会食後スーパーのサンエーに連れていってもらいました。普通の土産物店より面白い(^^)SPAM、泡盛、さんぴん茶、そば、黒糖etc...ダンボール1箱分買っちゃいました。


スーパーは楽しい♪買い過ぎ?
   


9.ホテルアトールエメラルド宮古島

アトールエメラルド宮古島にもバリアフリールームがあります。宮古島でバリアフリールームを探すのが一番難しかったらしい。ただしここも、おそらく一般の部屋を少し改装してあるので少し難点もあり。

車椅子ではドア幅が狭くて、トイレと風呂場へは入ることができません。だからここは松葉杖で・・・ところがこの道中ずっと車椅子にのっていたせいか、足首がぐらぐらして歩きづらい…と思いきやおもいっきり転んでしまいました。情けないですが3日間歩かないだけでかなり弱ります…帰ってからはストレッチに歩きにとリハビリでしたね…トホホ。


バリアフリールーム
ゆったりとリゾート風

車椅子では入れなかった…
スロープつけてあるんだけどね
 
 
4日目 宮古島で観光&HASSY局長の講演会


1.宮古島観光スポット(来間大橋と前浜ビーチ、ドイツ文化村、東平安名崎)

午前中はFLAGSHIPTOURSの下地さんが車で宮古島を案内してくれました。

まず、飛行機の中からも見えた「来間大橋」を前浜ビーチあたりで。この橋は宮古島と来間島を結んでおり、1690mあるそうです。日本で2番目に長いっていっていたような…。そして、前浜ビーチの色見てください!白い砂に透明度も高い青い海。さすがにこの季節では泳いでいる人はいないけど、こんなに綺麗だと海嫌いの私でも泳ぎたくなります。


バックは前浜ビーチ

来真大橋…長いでしょ
 

ドイツ文化村は車からちょっと眺めただけでしたが…。なぜこんなところにドイツ村が…?って思いません?1873年にドイツ商船が航行中台風に遭い、宮古沖に座礁したそうなんです。それを発見した宮古住民が救助し、手厚く看護を行い、ドイツへ帰国させたそう。その船長の報告を受けたドイツ皇帝が、博愛の心を称えるために軍艦を派遣して、宮古島に「博愛記念碑」を建立したという歴史があるのです。

東平安名崎は宮古島の最東端にあり、日本百景のひとつに選ばれているそうです。先端に灯台があって、駐車場から灯台まで人力車もはしってたり…でも眺めはほんとに素晴らしいんですが、ここのトイレに少々悪戦苦闘…。宮古島には結構車椅子トイレがあるそうですが、ここにもありました。ところが、トイレのドアは重すぎ、鍵は錆びてかからない、しかも水道の蛇口がとれてて手が洗えない…。


東平安名崎

車椅子のおばあさんが
人力車のってました
 

ドライブ中にもこんな景色を見ることができました…こぼれ落ちそうなくらいさとうきびを積んだトラックや沖縄のお墓(かなり大きい)、沖縄のいたるところにあるという御嶽などなど…日本なんだけどまったく違う文化に興味がわきました。とはいえ、連日睡眠不足だった私…ついつい車中で船をこいでいました…案内してくれていたのにすみません…反省。


2.宮古そば

お昼は宮古そば。沖縄はすべてソーキそばだと思っていましたが、違うんですね。島ごとにそばが違うそうです。この宮古そばは具が麺の下にあるのが特徴と聞いたんですが…パンフレットには上にのっていました・・・パンフレットだからかなぁ?量が多かったので残してしまったけど、超旨い!そうそう、下地さんの言うには、そばにカレー粉かけて食べるのも美味しいらしい。実際、テーブルの上には唐辛子を泡盛につけたクースのほかにカレー粉ありました。

下地さんが車椅子でも入れるそばのお店を下調べしてくれてたみたいで、最初はそこに向かったんですが、なんと休み…。そこで、急遽バリアフリーではないけどと別の食堂へ案内してくれたんです。ここがまた、作業服のおじさんばっかりで…地元の方がよく来るところなんでしょうね、きっと。逆に嬉しかったですね〜。たまたまスロープになってたんで車椅子でも入れたし。


宮古そば…具は底に

そばにクース?それともカレー粉?
 


3.宮古市庁舎でバリアフリーシンポジウム&セミナー

HASSY局長の沖縄2回目の講演。テーマは前回と同じです。


宮古島でこの旅2度目の講演

参加者から質問も
 


4.オリックスキャンプと秘密スポット…地球のへそ

空港へ向かう前に、この日からはじまったオリックスの宮古島キャンプに連れていってもらいました。今年は清原選手がいるということで例年になく盛り上がっているそうです。残念ながら、あまり時間がなかったので清原選手を見ることはできなかったんですが…雰囲気に興奮してしまいました。

それと、これは知る人ぞ知る秘密スポット。地球のへそにあたるという場所らしいです。これはパワーを感じられる人にはかなり感じることができるらしいのですが…。下地さん、HASSY局長そして私…何も感じられず…???って感じでしたが。実はこのスポット探すのに一苦労…飛行機の時間ギリギリまで探してました。なにしろ場所の情報がはっきりとしていなかったので…下地さん、駆け回ってくれてありがとうございました。車中から必死で探してくれていた姿、面白…いやっ、感激しました。きっと私たち以外の人がみたら、全速力で草むらを駆けてはとまってきょろきょろしている姿は不思議に思えたのでは…と。でも沖縄にはこういったパワースポットがいくつもあるそうです。私も沖縄に行き、元気になれたので、きっと自分では気づかずもパワーをもらえたのではないかなぁと思っています。


キャンプ中のオリックス選手たち

パワースポット
 


5.伊勢志摩へ…

うずまきパン
沖縄の4日間もとうとう終わりに…。宮古島空港で「うずまきパン」発見!これ有名らしいです。つい買っちゃいました。

那覇空港で一度乗り換え、セントレアへ。降りたとたん寒さで一気に現実に引き戻されましたね。着いたとたん暖かかった沖縄が恋しくなりました。伊勢志摩は天気が悪かったそうですが、沖縄も決していいとはいえなかったんですよ。この時期は雨が多いそうで、道中雨も降ってたし、でも!観光するときや移動のときなんかは雨があがったんですよね〜。そのおかげでこの旅がいっそう楽しめたんではないかと思います。

沖縄で受けた文化の違いにはかなり興味がわき、帰ってきてから本に没頭しています。沖縄本島で出会った家相見の方の本や、沖縄の島々のストーリーやらを。恥ずかしながら、沖縄の歴史ってまったく知らなかったんです。平和に思える小さな島のくらしには私には考えもつかない問題がたくさんあるんですよね。とにかく、この旅で沖縄に興味がわきました。人もあったかいし、ぜったいまた行こうと心に決めました。

ここで紹介しきれない方がたくさんいます…沖縄で出会った皆様、本当にありがとうございました。
 


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