鳥羽市バリアフリー観光促進事業のおしらせ
目次
令和7年度 鳥羽市バリアフリー観光促進事業
鳥羽市では、高齢者や障がい者などお身体が不自由な旅行者をマーケットとして獲得することで、鳥羽市への観光客の増加に寄与することを目的とした、観光事業者さまへの支援を行っています。

その1 バリアフリー改修工事に補助金を交付
バリアフリー改修工事に係る費用の2分の1(上限20万円)を補助します
お体の不自由なかたや高齢者のかたが、安全で快適に過ごすことができるバリアフリー化を目指す市内宿泊施設および観光施設、飲食店事業者などを対象に、バリアフリー改修工事に係る費用を補助します。
- 補助対象者
鳥羽市内にある宿泊施設および観光施設、飲食店事業者など
- 補助対象事業
- ユニバーサルデザイン基準及び『パーソナルバリアフリー基準』(※1)を満たす改修工事。
※ただし、構造上やむを得ない場合または市長が特に必要と認めた場合は、パーソナルバリアフリー基準のみを満たす工事についても補助対象工事とすることができる。
- 補助金の交付の決定を受けたい年度の3月31日までに完了できる改修工事。
※必ず着工前に申請してください。既に着手している工事、完工したものについては対象外です。
- 補助金額
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補助対象経費(工事請負費)に2分の1を乗じて得た額(上限20万円)
※補助金額の千円未満切り捨て
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補助金の交付回数は、1宿泊施設につき単年度1回とするものとする。
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- 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターによるサポート
- 現場に伺い、2級建築士の資格を持つスタッフを擁する経験豊富なスタッフがアドバイスを行います。
- 「本当に使えるバリアフリー」をめざしつつ、予算に合わせた改修ができるようご提案いたします。
- 必要に応じて、施工中もアドバイスに伺います。
- 申請に必要な「意見書」を作成。希望の改修ができるよう、お手伝いをおたします。
- 施工後に再度現場に伺い、実績報告に必要な「結果報告書」を作成いたします。
- 申請期限
補助金の交付の決定を受けたい年度の1月31日まで。
- 工事完了期限
補助金の交付の決定を受けた日から該当年度の3月31日まで。
- 過去の施工例
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- 浴槽や階段などへの手すり設置
- 常設のスロープによる段差解消
- トイレの洋式化・手すり設置
- 既存バリアフリー客室の改修
※備品の購入や簡易スロープなどでのバリアフリー化は補助の対象外となります。
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- 詳細及び申請書類について
鳥羽市公式サイト
「鳥羽市宿泊施設等バリアフリー改修工事補助金」にて
https://www.city.toba.mie.jp/soshiki/kanko_kikaku/hojo_josei/8145.html
改修事例




その2 バリアフリーアドバイス
ハード面、ソフト面 すべてのアドバイスをいたします!
鳥羽市バリアフリー改修補助を用いない場合での改修についてもアドバイスを行います。
その他、お客さまへのバリアフリー対応についてのご相談も承ります。(一部有料の場合あり)
- 対象者
鳥羽市内にある宿泊施設および観光施設、飲食店事業者など
- アドバイス内容
- バリアフリー改修のアドバイス
- さまざまな障害のある方への対応について
- 高齢者・障害者の受け入れについてのお困りごと相談
- バリアフリー対応の備品購入について
など



その3 バリアフリー接遇研修の開催
現場に即した研修を実施!
経験豊富な当センターのスタッフが講師となり、バリアフリー研修を行います。
「パーソナルバリアフリー基準」の考え方を基にした当センターオリジナルマニュアルでの座学研修や、車いすなどの介助方法を学ぶ実技研修、施設をバリアフリー視点で検証する実践的な研修など、現場に即したプログラムをご用意。
バリアフリー相談窓口を運営している立場から、気づく力を養い、スタッフの能力と自信を向上させる研修をご提供します。(一部有料の場合あり)
- 対象者
鳥羽市内にある宿泊施設および観光施設、飲食店事業者など
- 研修プログラム例
- さまざまな障害のある方への接遇について
- 車いすの取り扱いや介助について(実践含む)
- 視覚障害者への対応や手引きの方法について
- 施設の課題を発見・共有し解決策を探すバリアフリーワークショップ
- 障害当事者を講師に、実際の動作やサポート方法を学ぶ
- 災害時における障害者の避難経路確認やシミュレーション
- 観光庁「観光施設における心のバリアフリー認定制度」について
- 障害者差別解消法による「合理的配慮の提供」について
- 令和5年度の旅館業法改正による「宿泊拒否事由の追加」について



※1『パーソナルバリアフリー基準』について
バリアフリーの基準を、設備の有無や段の高さなどによって一律に定めるのではなく、旅行者それぞれの状況や希望を基準として考えるというもの。
本事業においては、受け入れる対象者を車いす使用者と断定するのではなく、高齢者、視覚障がい者など、さまざまな障がいを持った方に広げて考えることにより、施設の規模やコンセプトに合わせ、大きな予算をかけずとも有効なバリアフリー改修を目指すことができます。
補助金の申請・事業の詳細
鳥羽市観光商工課観光係 TEL:0599-25-1157
本事業受託者、バリアフリー改修アドバイス・接遇研修について
NPO法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター TEL:0599-21-0550 FAX:0599-21-0585
URL https://www.barifuri.com E-MAIL iseshima@barifuri.com