観光施設バリアフリー情報
■【鳥羽市】鳥羽湾めぐりとイルカ島
最終更新日:2023年1月
遊覧船「龍宮城」
鳥羽駅近くの乗り場から、1周50分の鳥羽湾遊覧を気軽に楽しもう!
船内へは段差があるが、車いすの方はスタッフが持ち上げて乗せてくれるので安心。船内に入れば、1階部分は段差はない。船の2階と展望デッキへは階段だが、1階からでも鳥羽湾の風景をじゅうぶん楽しめる。
鳥羽マリンターミナルから15分ほどでイルカ島に到着する。イルカ島での下船は自由だが、イルカショーや海際の散策がオススメ。
遊覧船は大型船「龍宮城」・「フラワーマーメイド」と小型船「みつしま」の3隻あるが、車いすの方は大型船を選んで乗ろう。
障害者専用駐車場 |
△(※1) |
車いす対応トイレ |
○(※2) |
貸出し車いす |
○(※3) |
補助犬 |
○ |
※1 専用駐車場はないので、マリンターミナルから徒歩5分ほどの、鳥羽市営佐田浜第一駐車場(有料)を利用。障害者専用区画あり。
※2 イルカ島内と、遊覧船発着場の鳥羽マリンターミナル内にあり。船内にはない。
※3 イルカ島内で貸出しあり。
また、鳥羽マリンターミナルでも、車いす「どこでもチェア」の貸し出しあり。
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鳥羽湾めぐりとイルカ島のあるきかた
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遊覧船乗り場のある鳥羽マリンターミナルへは、鳥羽駅から徒歩7分ほど。白い屋根のある歩道が目印。点字ブロックも続いている。
鳥羽マリンターミナル内「鳥羽湾めぐりとイルカ島」乗船券販売カウンター。
マリンターミナルから遊覧船乗り場への通路はスロープになっている。屋根があるので雨の日でも安心。点字ブロックも続いている。
遊覧船乗り場は、一番奥の、1番桟橋になる。マリンターミナルから少し距離があるので、時間に余裕を持って。
通路と桟橋の間はスロープになっているが、浮き桟橋なので、スロープの角度は潮の満ち引きによって変わる。
桟橋には屋根があるので、雨の日でも濡れない。
泊まっている船は遊覧船「龍宮城」。
乗船口には段差があるが、車いすの方はスタッフが車いすを持ち上げるお手伝いをしてくれるので安心。
遊覧船「龍宮城」船内1階前部。龍宮城の入口のイメージとのこと。
1階部分には段差はなく、通路も広い。
遊覧船「龍宮城」船内1階後部。龍宮城内部のイメージ。
いすは固定なので、車いすでテーブルに着くときは写真のようになる。
遊覧船「フラワーマーメイド」船内1階のようす。
こちらの船も、1階部分は車いすで乗船できる。やや通路が狭い箇所あり。
どちらの船も、2階や展望デッキへは階段のみ。
「龍宮城」展望デッキのようす。
展望デッキでは、船のまわりを飛ぶカモメへの餌やりもできる。
小型船「みつしま」。
日と時間によって小型船での運航となる場合がある。車いすの方には小型船はおすすめできないので、事前に運航状況の確認を。
小型船「みつしま」の入口幅は66センチと狭く、内部には階段がある。安全のため、車いすを吊って乗船するのはやめ、次の大型船を待とう。
マリンターミナルから15分ほどで、イルカ島に到着!
イルカ島側の船着き場も浮桟橋なので、スロープの角度は潮により変わる。
車いす・ベビーカーは、入口ゲート付近にて、それぞれ2台ずつ無料貸出しあり。
イルカ池は、入口ゲート右側にある。観覧場所は平らで、屋根付きの場所もあり快適。
イルカショーはイルカ池かフリッパープール(階段あり)のどちらかで行われるが、冬季はイルカ池でのショーは無いので注意。
左側:売店・食堂、右側:フリッパープール。
フリッパープールでは、ショーのほか、有料でのイルカタッチ・おやつやり、無料のイルカおでこタッチなどが体験できる。
フリッパープールへは階段を上がる。安全のため、車いすを吊って上がることはできない。
フリッパープールでのイルカタッチ体験のようす。
フリッパープール1階の大きな窓からは、水中を泳ぐイルカの姿を見ることができる。
売店・食堂。中央入口には段差があるが、建物右側の入口はフラット。車いす・ベビーカーの場合は右側入口がおすすめ。
右側のフラットな食堂入口。
食堂内に、イルカタッチ券・イルカおやつ券の券売機がある。フリッパープールでのイルカショーのようすが見られるモニターも設置されている。
食堂はセルフサービス。テーブル席。海の見える席もある。
超ミニ水族館「アクアマリン」。
淡水魚・海水魚を展示するミニ水槽のほか、タッチングプール(1回100円)やドクターフィッシュ体験(1回100円)もできる。
山頂への展望リフト乗り場。
往復700円、片道400円。
一人乗りのリフトのため、4歳以上のみ乗車可。子どもを抱いたり、ベビーカーや車いすを持っての乗車はできない。
リフトに乗らずに山頂へ向かう場合は、急な階段の多い遊歩道を歩いて行く。山頂までは約10分。
アシカショーは、
山頂近くの「かもめ劇場」で行われる。
リフトか階段でしか行けないので、足の不自由な方の観覧は難しい。
リフト終点の展望広場には展望台があり、360度鳥羽湾が見渡せる。
2018年7月から、カワウソ姉妹が仲間入りした。
展望広場にあるイルカをモチーフにしたモニュメントに、願いを書いた南京錠を掛ける「ハートロックベル」。
イルカ型の南京錠は島内売店で販売している。
リフト乗り場の奥へ進むと、海のそばを歩ける遊歩道がある。入口付近の数十メートルは土のままだが、その後は木道なので車いすでも大丈夫。
海に張り出した遊歩道の散策はとても気持ちがいい。道具を持ち込めば、釣りもできる。
木道の遊歩道の先には、海のすぐそばを通るコンクリートの通路が続く。のんびり海を眺めるのにぴったりな場所。
イルカ池のそばからトンネルをくぐると、日向浜(ひなたはま)という浜に行ける。
トンネルの手前は急な坂なので、車いすの方は介助者がいたほうがよい。また、トンネル内に砂が積もっていて車いすで行くのは難しい場合もある。
日向浜は、静かできれいな浜。遊泳はできないが、砂遊びや水遊びなどが楽しめる。
砂浜へは階段が4〜5段ある。
授乳室は、食堂向かい側の、無料休憩所内にある。
授乳室内部。
ソファとベビーベッドあり。
2018年新築のトイレ棟。リフト乗り場近くにある。
右が一般トイレ、左が車いす対応トイレ。
車いす対応トイレ入口幅90センチ、引戸。
室内は、便器に向かってたて208センチ、よこ190センチ。オストメイトあり。
ベビーシート・ベビーチェア・フィッティングボードあり。
一般トイレもすべて洋式で、L型手すり付き。
真珠島・水族館前乗り場のようす。こちらでの乗下船もOK。待合室もある。鳥羽駅からは徒歩約7分。
マリンターミナルから乗船してここで下り、すぐ隣のミキモト真珠島や鳥羽水族館へ行くのもおすすめ。
泊まっている船は遊覧船「フラワーマーメイド」。
真珠島・水族館前桟橋 船側のようす。
スロープになっているが、傾斜が急なので、車いすの方は介助者必須。介助が難しいときはスタッフに手伝ってもらおう。
真珠島・水族館前桟橋 陸側のようす。
スロープになっているが、傾斜が急なので、車いすの方は介助者必須。下りるときは後ろ向きを推奨。
施設詳細
基本データ
住所
(営業所) |
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽一丁目2383-51
鳥羽マリンターミナル内 |
TEL・FAX |
志摩マリンレジャー鳥羽営業所
TEL:0599-25-3145 FAX:0599-25-3179 |
公式サイト |
https://shima-marineleisure.com
(外部サイト・別ページが開きます) |
営業時間 |
マリンターミナル発9時〜16時 日中は30分〜1時間間隔で運航 |
休館日 |
荒天時
毎年1月下旬〜2月上旬ころ、定期点検のため約3週間休業 |
料金
(2023年2月改定) |
大人2,300円、小人(4歳〜小学生)1,200円
団体割引あり(15名以上)
障害者割引あり(手帳またはミライロID提示要) |
アクセス |
のりばのある鳥羽マリンターミナルまで、鳥羽駅から徒歩7分 |
駐車場 |
なし(市営佐田浜駐車場などを利用) |
貸出し・サービス |
車いす2台、ベビーカー2台(イルカ島内のみ)
鳥羽マリンターミナルでも、車いす「どこでもチェア」の貸し出しあり |
車いす対応トイレ |
あり(島内に1ヶ所)
鳥羽マリンターミナルにもあり |
ユニバーサルシート |
なし |
オストメイト |
あり(島内および鳥羽マリンターミナル) |
補助犬 |
OK! |
レストラン |
イルカ島内に、セルフサービスの食堂あり |
おすすめポイント
海が身近な鳥羽ならではの観光施設。ふだん「船」や「海」に縁がない方には、特におすすめ。乗船予約は不要なので、少し時間があるな、というときにふらっと乗ることもできる。
船内へは段差があるが、体格のいい頼もしいスタッフが車いすを持ち上げるお手伝いをしてくれるので心配ない。ただし標準型電動車いすなど重量がある方は、事前に相談しておくことを勧める。
船内は、船ごとに違った趣向が凝らされていて、あちこち見て回るのも楽しい。
ツアーセンタースタッフのオススメは、鳥羽マリンターミナルから乗って、真珠島・水族館前で下船し、その後、すぐ隣のミキモト真珠島・鳥羽水族館を観光するコース。遊覧も楽しめるし、ミキモト真珠島や鳥羽水族館へ歩く距離も短くなる。
イルカ島内では、海のすぐそばへ近付けるのが魅力。
フリッパープールへは階段でしか行けないが、水中のようすは1階から見ることができるし、食堂にはライブ映像が楽しめるモニターも設置された。
2018年、新しい島内トイレも完成!
島内ではどこでも、釣りを楽しむことができる。春と秋にはイルカ島磯釣大会も開催される。ただし道具の販売やレンタルはないので、持参しよう。
注意点
- 船の2階・展望デッキへは階段のみ。
- 車いすの方には、小型船はおすすめできない。小型船の次の船は必ず大型船なので、大型船が出るのを待とう。運行状況の確認は、志摩マリンレジャー、または伊勢志摩バリアフリーツアーセンターまで。
- イルカタッチなどが行われるフリッパープールへは階段で上がる。すべる危険があるため、車いすを吊って上がることはできない。
- 冬季はイルカがプールに引越しするためイルカ池でのショーは無く、すべて階段のあるフリッパープールで行われるので注意。
- 展望台とアシカショー劇場のある山頂へは、リフトまたは階段のある遊歩道で行くため、足の不自由な方が向かうことは難しい。
- 展望リフトは一人乗りのため、身体状況によっては安全上の理由で乗車できない場合もある。
MAP
「イルカ島」を中心にして拡大表示するにはこちら(別ページが開きます)

上記のバリアフリー情報は、すべて伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが実際に現地調査を行い、蓄積してきたものです。
バリアフリー情報についてのご質問は、どうぞお気軽に伊勢志摩バリアフリーツアーセンターへ メール、またはお電話 0599-21-0550 ください。
(バリアフリー情報以外の営業内容については、各施設へ直接お問い合わせください。)
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