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トップページ > バリフリのちから > プロジェクトNo.4 > 2006/2/19 第2回検討会
プロジェクトNO.4 扇野の宿 扇芳閣 ユニバーサルルーム 建築プロジェクト 第2弾

 第2回検討会 (2006年2月19日 場所:扇芳閣)

今日は第二回目の検討会議です。前回出されたみんなの意見を反映した新しい図面が出来上がりました。

主な改善点は、和室を通らなくても段差無く風呂場に行けるということ。部屋の入り口から直進してスロープを上がればすぐに脱衣所です。その上、トイレも近く、前回のUDルームとは違い、浴槽とシャワーが同室にあるので、とっても使い勝手が良くなっています。それらが私たちが思いもよらない方法で、叶っているのです。さすがプロ。素晴らしい。

でも、それでOKというわけには行きません。さらに煮詰めて、煮詰めて、より良いものを目指します。

例えば
・洗面所に位置を室内から更衣室にしてもらうとか、
・引き戸ではなくスライドドアにする。等々

図面

前回のUDルームのコンセプトは、誰が泊まっても心地の良いお部屋!ということで、必要以上にバリアフリー色を出さない工夫をあえてしてきました。

しかしあれから3年。時代も風潮も変わり、世間のバリアフリーについての理解度もUP!また、それそのものが売りになる時代と考えて今回はよりきめ細かく、解かり易い形で提供いたします。その一例がスライドドアであり、文字放送対応の液晶TVです。もちろん、前回同様、お部屋の雰囲気を損なわないように最善の工夫をいたします。

そんな訳で、前回のUDルームより、格段良いお部屋になりそうです。

めでたく完成いたしましたあかつきには、待望のモニター宿泊も予定しておりますのでお楽しみに!

しかし、それまで、まだまだ検討会は続くのでした。
 

検討会の様子

<出席者>
・谷口徹専務(扇芳閣)
・馬渕先生(株式会社 観光設計)
・村瀬専務(建設会社)  
・野口あゆみ(バリアフリーツアーセンター事務局長)
・野口幸一(バリアフリーツアーセンター副理事長)
・野原明浩(バリアフリーツアーセンター)
・斉藤秀世(バリアフリーツアーセンター)
・窪寺恭秀(バリアフリーツアーセンター)
・加藤陽子(バリアフリーツアーセンター)
・中村千枝(バリアフリーツアーセンター)


 
 前回からの変更内容
 
・風呂場へのアプローの変更(車椅子の場合)。可動式のスロープを取り付けて、和室を抜けて脱衣所へ
 ---> 廊下から備え付けのスロープを通り、脱衣所へ
・トイレの位置をずらす事により廊下から直進して脱衣所に行ける
 
 会議でだされたアイデア及び改善点
 
・洗面所の場所の変更 (室内→脱衣所に)
・入り口ドアの変更 デザイン性も重視 (引き戸→スライドドアにする)
・防火扉は埋め込み式にする
・浴室のベンチの高さと形状を浴室に入りやすいように検討する
・浴室のシャワーヘットの取り付け位置や手すりの位置
・浴槽の深さを今より少し浅めにする
・呼び出しベルを設置するかどうか(その方法や設置場所について、要検討)
・ベットの高さを高めしにて、高反発の機能マットを採用する
・スイッチ類を大きくし、一箇所にまとめる。
・和室の上がりの高さの配慮と、手すりの取り付け
・文字放送対応の液晶TVの設置

 
 その他
 
・ オストメイト洗浄装置を1階障害者トイレ及び新旧UDルームに設置する(オストメイトとは、直腸がんや膀胱がんなどにより、腹部に人工的に排泄のための孔を造設した人のこと)
・ 加湿器や枕など、ホテルの貸出備品のリストを作る
 
 次回検討会の開催日
 
日時 : 3月5日(日) 午前10時から 
場所 : 扇芳閣1階会議スペースにて
 
 感想
 
新しく出来た図面を見て驚き!前回の意見が見事に改善されています。 そう、みんなの意見が形になっているのです。うれしいではありませんか!

で、皆の意見はより具体的にたっていきました(図面ができたので、よりイメージがつかみやすい)。今後も熱いが会議を重ねアイデアを出し合って行きます。

これから春にかけての行楽シーズン!皆さんもそんなこんなを気にかけながら旅行してください(笑)
ご意見アドバイスもお待ちしております!!

中村千枝

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