観光施設バリアフリー情報
■【鳥羽市】相差(おうさつ)地区
相差海女文化資料館・神明神社(石神さん)・五左屋(ござや)
最終更新日:2020年9月
石神さん
鳥羽駅から車で約30分、海女と漁師の町「相差(おうさつ)」。「女性の願いを必ずひとつは叶えてくれる」とされる「石神さん」を中心に、近年人気の高い観光スポットとなっている。
相差観光の拠点である「相差海女文化資料館」と、そこから徒歩圏内の「神明神社(石神さん)」、神明神社への参道沿いに建つショップ「五左屋」「オウサツキッチン0032」などをご紹介。
車いす使用者用駐車場 |
× |
車いす対応トイレ |
○(※1) |
貸出し車いす |
○(※2) |
補助犬 |
○ |
※1 海女文化資料館館内、神明神社境内など
※2 海女文化資料館にて(まちあるきに使用OK)
画像はクリックで拡大できます
相差地区のあるきかた
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相差観光の拠点、相差海女文化資料館。自家用車で来訪の場合はこの駐車場を利用する。舗装はされていない。満車の場合は第2・第3駐車場もある。
バスで来訪の場合、相差バス停から海女文化資料館まで150メートルほど。
海女文化資料館入口は階段だが、向かって右側にスロープあり。
海女文化資料館入口。引戸、段差なし。
館内では、相差地区の歴史や海女の暮らしなどについて紹介。海中での作業風景は等身大のジオラマで再現している。
模型を使ってのアワビ採り体験ができる。磯ノミでアワビを岩からはがしてみよう!
海女文化資料館の車いす対応トイレは男性用トイレと兼用になっている。
入口幅80センチ。
個室内はたて229センチ、よこ122センチ。左右手すりあり。
貸出し車いすは、神明神社(石神さん)への参拝にも使うことができる。
海女文化資料館の横から神明神社(石神さん)へ続く道。
やや急な上り坂が200メートルほど続くので、車いすの方は介助者同伴がおすすめ。
神明神社(石神さん)への上り坂を見上げたところ。
途中、右側に昭和初期の古民家を改装したショップ兼休憩処「海女の家 五左屋(ござや)」がある。
帰り道でご紹介します。
道の脇には無人の海産物販売所がいくつか並ぶ。
神明神社入口に到着!
石神さんは、神明神社の境内にある。
境内は砂利敷きだが、舗装された通路があるので安心。
通路はやや左に曲がってから、本殿前に続いている。
(現在、お守り授与所前の3段の階段はスロープで解消済み)
本殿への参道。
参拝前に、手水舎でお清めを。
神明神社本殿前で参拝。
本殿前も広く舗装されているので安心。
参道を戻り、お守り授与所の前を通って石神さんへ。
お守り授与所では「ドーマン・セーマン」の描かれたお守りがいただける。
お守り授与所(写真左)から石神さんへのスロープは、長さ約4メートル30センチ、傾斜約9度と急なので注意。
石神さんは「女性の願いを必ずひとつは叶えてくれる」とされる。
願い事を書く用紙が用意されているので、参拝前に書き入れよう。
願い用紙を石神さんの前にある「願い箱」に入れ、二礼二拍手一礼で参拝。
石神さんからの帰り道のスロープを上がるようす。傾斜が急なので、介助者がいないと厳しい。
砂利敷きの部分を横断すればスロープを通らずにすむが、砂利がやや深めなので、前輪を上げて介助できる人がいないと走行しにくい。
境内のトイレ棟。
車いす対応トイレのみ、使用時間は7時30分から17時まで。一般用は24時間使用可。
車いす対応トイレ入口。
車いす対応トイレ内部。
参拝を終えたら、もと来た坂を下り、海女の家五左屋へ立ち寄ろう。
入口正面には2段の階段があるが、坂の上側からなら段差なく行ける。
入口前階段と入口のようす。
入口の引戸下には数センチの段差が1段ある。手動車いすの方なら、介助者がいれば入店できる。
五左屋の1階は、ドーマン・セーマングッズや鳥羽の特産品などを販売するショップ。
五左屋2階へは階段のみ。
2階は自由に使える休憩コーナー。飲食スペースとしても利用できる。天井の梁を生かした内装は雰囲気たっぷり。
テイクアウト&イートインのカフェ「オウサツキッチン0032」。五左屋の隣の空き家をリノベーションして、2019年にオープンした。
入口外部に13センチの段差、内部にも1段段差があるので、車いすのままでの入店は難しいが、晴れていれば外部のテラス席を利用できる。
店内のようす。
テーブル下高さ68センチ。
奥に洋式トイレあり。
施設詳細
基本データ
住所 |
(海女文化資料館)〒517-0032 三重県鳥羽市相差町1238
(五左屋)〒517-0032 三重県鳥羽市相差町1406 |
TEL・FAX |
(海女文化資料館)TEL:0599-33-7453 FAX:0599-33-6199
(五左屋)TEL:0599-33-6770
(オウサツキッチン)TEL:0599-33-7732 |
公式サイト |
(海女文化資料館)https://osatsu.org/amabunka/
(五左屋)https://osatsu.org/gozaya/
(オウサツキッチン)https://osatsu.org/kitchen/
(すべて外部サイト・別ページが開きます) |
営業時間 |
(海女文化資料館・五左屋・オウサツキッチン)9時〜17時 |
休館日 |
(海女文化資料館・五左屋)年末年始 (オウサツキッチン)水曜 |
料金 |
(海女文化資料館・五左屋)無料 |
アクセス |
- JR・近鉄鳥羽駅から車で約30分
- 近鉄鳥羽駅または鳥羽バスセンターからかもめバス国崎行きで約45分、相差バス停下車
|
駐車場 |
あり(無料) |
貸出し・サービス |
(海女文化資料館)車いす・レンタサイクル(いずれも無料) |
車いす対応トイレ |
海女文化資料館・神明神社・相差バス停前公衆トイレ |
ユニバーサルシート |
なし |
オストメイト |
なし |
補助犬 |
OK |
レストラン |
|
おすすめポイント
【相差海女文化資料館】
鳥羽市に400人ほどいる現役海女のうち約100人が住む、日本一海女の多いまち相差。そんな相差の暮らしや歴史、海女の文化を紹介している。海女さんが実際に使用していた仕事道具なども手に取ることができる。
スタッフ常駐で、インフォメーション機能も備えている。石神さんガイドや海女さんとの石神さん詣での申し込み(前日までに予約必要)もこちらで。
海女文化は、2017年に国の重要無形民俗文化財に指定、2019年に日本遺産に認定された。
【神明神社(石神さん)】
近年注目を浴びている観光スポット。相差の氏神さまである神明神社、その境内に、海女の信仰を集める石神さんがある。
現役海女のいる家の前には「ドーマン、セーマン」の印が描かれた石が置かれている。神明神社への道沿いにも見られるので、探してみよう!
【海女の家 五左屋】
海女さんや海をモチーフにしたオリジナルグッズはお土産にぴったり。
【オウサツキッチン0032】
流通に載せにくい魚を利用した「ザコフライサンド」や、カラフルでインスタ映えする「レインボーところてんサイダー」が人気。
注意点
- 海女文化資料館の横から神明神社(石神さん)へはやや急な上り坂が200メートルほど続くので、車いすの方は介助者同伴がおすすめ。
- バスで来訪の場合は、1日10往復程度の運行なので、時間配分に注意。
MAP
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